6/05/2012

夢前の未来を考える住民集会



夢前の未来を考える住民集会 〜住民の意思表示のための集会〜
6月10日(日)
午後2時〜3時30分
場所:夢前川河川公園

____________________

夢前町前之庄字庄司谷・谷山・荒神山周域に西日本最大級規模の産業処分場建設計画が進められています。
 600万トンのゴミ=10tトラック62.5万台分
 25年間、毎日70台の10tトラックがゴミを運んでくることに!!
私たちの住む土地に与える影響は計り知れません。
夢前の自然を守り、未来の子どもたちに引き継ぐ為、今、私たちができる行動を起こしましょう。
住民集会ではこの問題について語り、意思表示を行います。ぜひ、ご参加ください。

____________________

建設予定の施設は安定型産業廃棄物最終処分場といいます。これは性質が科学的に安定しているとされている廃プラスチック類、金属くず、ガラス陶磁器くず、ゴムくず、がれき類などの産業廃棄物(一般的に安定5品目といわれる。2006年からは一定の基準を満たした石綿含有産業廃棄物も追加されている)を処分する最終処分場(埋め立て処理)です。

 処分場の構造は素堀の穴であり、「しゃ水工」と言われる「埋め立て処分場内の汚水の処分場外地中への浸出を制御する為の工作物」を敷設しません。また、処分場からの浸出水に対する処理も法令上は不要です。つまり、有害な物質を含む廃棄物が処分された場合、有害物質が土壌や川へ流れることになります。
 また、安定5品目と言われているもののなかには、酸性雨などにさらされることにより、化学的変化を起こして、有害物質を溶出させるゴミも含まれます。処分される過程で安全であり続けるゴミではありません。

 さらに、安定5品目とそれ以外の産業廃棄物を分別することは非常にむずかしく、人体に有害な汚染物質を含んだ廃棄物が混入することが多々あります。同処分場に5品目以外の物質が混入すれば、同処分場から人体に重篤な被害をもたらしたり、環境汚染を引き起こしたりする汚染物質が流出することになるのは必然です。
 安定型産業廃棄物最終処分場はその名とは裏腹に、決して安全な施設とは言えず、日本弁護士連合会は2007年に「安定型産業廃棄物最終処分場が今後新規に許可されないよう求める意見書」を環境省へ提出しています。





参考文献 「安定型産業廃棄物最終処分場が今後新規に許可されないよう求める意見書」日本弁護士連合会


3 件のコメント:

  1. 本日6月10日集会へ参加させていただきました。会長をはじめいろいろな方のお話を伺えてとてもよかったです。勉強会や説明会などございましたら、また告知くださいますようお願い申し上げます。微力ながら、夢前町の自然を愛する会を支援させていただきます。

    二重になるといけないので尋ねますが、姫路獨協大学には署名のお声掛けはされましたでしょうか?今後、駅や大学周辺での署名活動などございましたら参加したいのでよろしくお願いいたします。

    返信削除
    返信
    1. njysさま
      本日のご参加ありがとうございました。沢山の方の参加で会は盛り上がり、さらに支援のお志、大変励みになります。ぜひ、お知り合いの方にもお知らせください。一緒に街のこれからを考えてまいしましょう。
      これからも勉強会を予定していますが日にちは決まり次第、情報を掲載させていただきます。
      また、姫路獨協大学への署名について、確認をとって又改めてお返事させていただきます。
      取り急ぎの返信で失礼します。
      夢前町の自然を愛する会

      削除
  2. 10日の「夢前の未来を考える住民集会」の様子が、6月11日(月)21:30〜
    サンテレビ「NEWS PORT」にて放映予定です。
    ※番組の事情により変更となる場合がありますのでご了承ください。

    返信削除